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2020/10/23 13:00

効率的に、非効率なことを

いつもお世話になっております。

クレイジーピエロこと、

狸の気ばらし 山田です。

昨日は、

やきそば じろさんのブログで

これから飲食店を始めたい貴方へ」の記事に

意図せず登場しちゃったもんですから

褒められると調子に乗っちゃうもんで、

長文をつらつらと書いたりしちゃいました。

今回も長文です。あしからず。

昨日のブログでは名前を伏せましたが、

その後、やきそば じろさんのブログにも

僕がそれを受けて昨日書いた「これから飲食店を始めたい貴方へ」が

記事にて取り上げていただきました。

やきそば じろ さん

誠にありがとうございます。

いやぁ、嬉しかったんですよ

単純に

やきそば じろさんの「これから飲食店を始めたい貴方へ」で

僕に関しての記述に

『恐ろしく非効率的なこだわりメニューをいくつもこなしている 』

とあります。

これは、

顧客の選択肢に入る

という目的に沿った

僕のテーマの一環です。

飲食店には

キラーコンテンツが一つあれば大丈夫

という言葉があります。

キラーコンテンツは、”驚異的な内容”という意味です

例えば、A店は鶏の唐揚げが美味しい

例えば、B店は本場のカクテルが飲める

例えば、C店は早朝まで営業している

僕が他の飲食店に知人を誘う場合、

なんて言うか

短く、魅力的で、すぐ知人に分かるフレーズで

誘うと思います

カンタンに言うと代名詞ですね

先の例のように、

話題になるような「鶏の唐揚げ」だったり

「本場のカクテル」だったり

「早朝まで営業している」だったり

それがお店のキラーコンテンツであり、

お店の代名詞(※地域限定ですが)となります

飲食業を素人から始めた僕は、

そのキラーコンテンツを生み出す必要がありました

そして、”ジャンル”でそれを設定しました

そう、沖縄居酒屋です

ビジネス書か何かに書いてありましたが

キラーコンテンツ関連の記事で

①自分のやりたい事

②自分のできる事

③自分が勝てる領域を見つける

それが、キラーコンテンツを作るのだ、と書いてありました

新さっぽろで、これらに当てはまる素材を

僕が経験上持っていたのが唯一「沖縄居酒屋」だったわけです

となるとその代名詞のレベルが低いと

リピーターさんが増えません

ジャンルは器

器に注ぐ中身がダメであれば、

もう一度ご来店、という気持ちになれないと思います

となると中身をレベルアップするしかない

具体例を挙げますと当店の沖縄そば

①はじめた当初はとりあえず市販の乾麺からスタート。スープは業務用。誰でも出来ます(笑)

②ソーキそばを作りたい、が豚軟骨スペアリブ(=パイカとも言います) を

 スーパーではなかなか取り扱っていない・・・そのため肉屋さんを駆けずり回る

③麺を、生麺にしたいので情報収集したら

 業者さんから紹介された札幌の製麺所から発注

④トッピングのかまぼこを沖縄風にしたいが、沖縄から取り寄せると高い!

 なので、いろいろと研究して自作する

⑤札幌の製麺所から、沖縄そば製造中止のお知らせ。

 北海道の小麦粉は美味いので、どうにか自作出来ないか研究。

 ※追記:やきそば じろさんから北海道産小麦粉の魅力を教えていただいたのもキッカケです。

 親友の、容赦ない意見を言ってくれる沖縄県民と相談しながら自家製麺をはじめる。

⑥自家製麺にスープが負けるので、スープを研究。

 酒飲みの締め、という側面もあるので優しい味にしたい。

 よって、ダシの取り方を研究。

バージョンが6段階ありますね(笑)

細かいのをあわせると、もっとありそう。

そして、どんどん非効率になっていきます(笑)

ですが、オリジナリティは比例して高まっていきます。

正直言って、同じものは全国ではありません。

僕の飲食業の師匠が言った言葉があります。

飲食業には3つの S(エス) が重要だ

それは、

スピード

サービス

スマイル

どうにも3つ目のスマイルが苦手で、課題なんですが、

例に挙げた当店しかないサービス(=ソーキそば、もちろん他もそうですけど)を

スピード、つまり効率的に提供する

そう、やきそば じろさんに

僕が『恐ろしく非効率的なこだわりメニューをいくつもこなしている 』

と言われて

我が意を得たり!

本当に嬉しいです。

いや、まだまだ修行中ですけどね・・・

ホント、クレイジーピエロですけども(笑)

またもや長文になりましたが、

本日も元気に生きております!